背番号「29」はマリーンズ的に
背番号「18」は全球団的にエース番号を背負っている、
西野と藤岡の左右のピッチャー。
二人とも先発希望だ。
西野は昨シーズン春先先発をするも故障で抹消され再昇格は秋。
藤岡は昨年はわずか10試合の登板でいつの間にか抹消され1軍から姿をけした。
どちらも、期待値は高いと言えば高いが
今季、先発ローテに名を連ねられるかどうかは微妙なところだ。
現在の状況で、先発ローテ6人を想像してみると
石川・二木は確定。次にボルシンガー・唐川。
のこりの2席を争うのは・・
酒居・佐々木・関谷・大嶺・チェン・オルモス・成田・ルーキー山本
そこに西野と藤岡である。
もっと言えばおそらく酒居もローテに入るだろうから
実質は先発ローテの席はあと一つ。
となると、西野か藤岡のどちらかは確実にローテに入れない。
それでも「先発」でということになると
かなりのパフォーマンスが必要だろうな。
西野は昨年の先発時の投球を見ると
9勝をあげたころから比べると、球速が遅い。
140前半。唐川よりも遅い。
長いイニングを投げるからなのだろうが
それにしても、ちょっと前の唐川を見ればわかるように
今どきの野球は先発P とはいえ真っすぐは145前後ないと苦しい。
そう、酒居・二木のパターンだ。
そのストレートがあってこその、
スライダーでありフォークだと思う。
コントロール自体はそれほど悪くないから
ストレートのスピードをあと2~3km上げて欲しいかな。
藤岡に関しても同じで強い真っすぐを投げて欲しい。
あと、左打者の内角に投げ切らないと。
そしてこれは1年目のオフからこのブログにも書いているけど
チェンジアップ。
これを覚えない事にはどうにもこうにもって感じだ。
カーブもスライダーもフォークも投げるけど
どれも決め球になるほどの変化球じゃないんだよな。
ここはチェンジアップを覚えタイミングを外したり
打たせて取る投球を覚えないと
ぶっちゃけ先発で結果を出せるとは思えない。
西野・藤岡がファンの期待通りに
先発ローテで活躍してくれれば
一気に投手王国になれるんだが。
二人とも是非今シーズンは先発マウンドでその雄姿を見せてくれよ。