モヤモヤ、まり~んず

なんだかモヤモヤする球団・千葉ロッテマリーンズを語るブログです。

【訃報】ノムさん逝く。

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ノムさんこと野村克也氏の訃報を知り驚きました。あまり知られていないけど実はノムさんはロッテ球団に在籍してました。僅か1年ですけど当時のことはかすかに覚えています。南海のブレーングマネージャーだったノムさんが解任になって南海を去ることになったんですね。そこで移籍先に浮上したのが当時のロッテオリオンズでした。監督は先日亡くならられたカネやんこと金田正一氏の時です。なぜ覚えているのかというと当時、親野村派だった江夏もノムさんと一緒にオリオンズに移籍するのでは?という報道がされていて、「野村と江夏の二人来るんだぁ」と中学生だったボクはワクワクしていた記憶があります。結局、江夏はカープに移籍し例の「江夏の21球」の伝説を作ることになり「オリオンズに来て欲しかった」と後年ボクを悔しがらせたわけですがノムさんと高畠コーチがオリオンズに移籍してきたわけです。僅か1年の在籍で往年の力は既になかったですが、「あの三冠王の野村がオリオンズに来た」時はワクワクしたものです。いまでこそキャッチャーというポジションは司令塔ともいわれるポジションでボクたちファンも配球を語ったりしますが、当時はまだ投手の「女房役」と呼ばれる程度で、配球について論じられたりすることも少なくリード面の評価も低くかったですね。そんなキャッチャー重要性やリードの面白さを野球ファンに教えてくれたのがノムさんだと思います。ノムさんのお陰でキャッチャーというポジションの地位が向上したと思います。また先ほど江夏の話をしましたが、先発投手だった江夏を抑えPに転向させたのもノムさんで、それまでは先発Pは完投が当たり前だったのがノムさん・江夏の登場で今のような投手分担制が始まったように思います。まさに当時は画期的な投手起用でしたね。引退後はご存知の通りヤクルトや阪神楽天などで指揮をとり、古田や嶋といった好捕手を育てました。嶋なんてまさにノムさんの最後の教え子といっていいでしょう。ベンチの中で立たされてノムさんに指導されていた若き日の嶋が敵チームながら脳裏に浮かびます。そんな嶋を流出してしまったイーグルスは本当に勿体ないことをしたと思います。監督としてもその手腕を見せてくれたノムさんですが、実はロッテの監督に就任の話もあったんですが、当時の金田監督に気を使ってかロッテ監督の座にはつかず自由契約になってライオンズに移籍したんですよね。あの時「ロッテ野村監督」が誕生していたら、落合とかどうなっていたんだろう?古田とかロッテにきてたのかなぁ?なんて思います。いずれにしてもたった1年だったけどロッテ球団OBでもある野村克也氏のご冥福をお祈りします。 合掌。

 

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