○M3-1H●
西武を3タテして5連勝と波に乗る好調ホークスを止めたのはエース成瀬だった。
もっとも、マリーンズもBを3タテにして好調モードだ。
しかも今日の成瀬の相手は、今シーズン初登板の大場。
ここは、かなりの確率で勝てる。いや勝たなければならない。
ところが、試合が始まってみると序盤こそチャンスはあったものの
大場から得点が奪えない。
成瀬もホークス打線に隙を見せず得点を与えない。
こんな試合は1発で決まる。のが古からのならわし。
そうなると、俄然マリーンズには不利だな~。などと思っていたら
6回。案の定内川にソロホーマーを浴びてとうとう先取点を取られる。
ただ、こんな試合はどちらからが得点するとゲームが動く。と言うのもまた古からのならわし。
ましてや今シーズンは、「逆転のマリーンズ」だ。
先制さた方が勝てる気がするから不思議だ。
そして先制された直後の7回。今江のヒットと四球2つで1死満塁。
ここで岡田が同点のタイムリーをライト前に運ぶ。
しかし続く根元は、内野ゴロで2死満塁に変わる。
そして昨日逆転打を放った角中がバッターボックス。
その角中は期待通り今日もやってくれた。勝ち越し2点タイムリーだ。
終盤で2点差付けば今日の成瀬には十分。
前回と違い、全く危なげなく9回3安打完投。
これで成瀬は負けなしの4勝目。
チームも4連勝。貯金も4つまで伸ばした。
成瀬は5回に打球を足に受けながらの3安打完投。
完投勝利はエースの証。
中継ぎ投手陣を休ませる事が出来たのは大きい。
さて、これでまたもや3連戦の頭を取った。
今回こそ、ホークスに勝ち越して欲しい。
明日は、大嶺VS武田。
1週間前と同じ顔合わせ。
いつまでも、武田にやられっ放しでは舐められる。
明日は、大嶺の3年ぶりの勝利を見てみたい。
そのためには、武田を早めに打ち崩す事と
何よりも、大嶺自身が先週同様の堂々たるピッチングを披露することだろう。